MENUBACK
MENUBACK
BLOG

パンフレットデザインの料金相場を徹底解説!安く制作する方法、依頼先の選び方もアドバイス【2022年最新版】

ディレクターブログパンフレット
2022.11.28
パンフレットデザインの料金相場を徹底解説!安く制作する方法、依頼先の選び方もアドバイス パンフレットデザインの料金相場を徹底解説!安く制作する方法、依頼先の選び方もアドバイス

*この記事は7分で読めます。

「会社案内や商品のパンフレットを作ることになったけど、どこに頼んだらいいんだろう?」

「費用はどれくらいかかる?なるべく安く抑えたいけど…」

「予算はあるから、なるべく良いものを作って欲しいけど、どう頼んだらいいのか」

会社案内や商品のパンフレットを作ると決まったけれど、このような疑問を抱く人が多いです。
パンフレット制作と一口に言っても、かなり安く済ませる方法から、お金と時間をかけてハイクオリティに仕上げる方法までピンキリです。

パンフレットデザイン制作の相場は、標準的なA4サイズ8ページで35~80万円ほどで幅があります。

この総額の中にデザインだけでなく、コピーライティングや原稿制作、ディレクション(トータルディレクションやアートディレクション)と進行管理、撮影などが含まれることが一般的です。
これらの有無で費用に大きな差が出ますので、どこまで自分でやってどこから任せるか、自社でやることで何人の手が何時間奪われるか、そのあたりも判断の重要なポイントになります。
そのため、これら内訳の具体的な内容を知ることで、費用を安くおさえるコツとともに、依頼先が何を得意としているかがわかり、同じ費用でもより高品質な仕上がりを求めることができます。
一方で、安くしたいがために大事な要素が抜け落ちると、満足できない仕上がりになってしまいます。

大事なポイントを解説しますので、上手に依頼して、割安で品質の良いパンフレットを作りましょう!

パンフレットデザインの料金相場と制作方法

パンフレット制作の方法と依頼先は以下が挙げられます。

  • デザイン会社
  • 広告代理店・マーケティング会社
  • 印刷会社
  • フリーランス
  • デザインツール

どれを選ぶかで費用の相場が変わってきますので、詳しく解説します。

デザイン会社

デザイン制作そのものを強みとしている会社ですので、デザインの品質が比較的高いという特徴があります。
デザイン会社、デザイン事務所といった言葉で探すと見つかることが多く、特にパンフレットはグラフィックデザインという領域になります。

デザイン会社でのパンフレットデザイン費の相場は、A4サイズ8ページ、印刷費を除くと35~80万円ほどの幅があります。

これらの会社はデザインを専門としているがゆえに、制作実績が比較的豊富です。
その中でも、例えば化粧品や食品、ファッションなど、特定の業界・ジャンルのデザインを得意としている会社もあります。
業種によってビジネスの要点や慣習、大事になるポイントが異なりますので、依頼先のデザイン会社の実績に注目した方が良いでしょう。
また紙もWEBもまとめて依頼できることがよくあります。

広告代理店・マーケティング会社

デザインだけにとどまらず、マーケティング全般、プロモーションの依頼を請けている広告代理店やマーケティング専門の会社も、パンフレット制作を引き受ける場合があります。
この場合は、企画費が大きくなり、またパンフレットだけでなく広告費など、他のプロモーション施策も提案に含まれて総額が大きくなることが多いです。プロモーションとして成果を出すまでの継続的な費用で提案される場合もあります。

予算が豊富で、マーケティング・プランを一括で任せたい、広告戦略として丸ごと相談したい場合には、適任の場合があります。
一方で、パンフレット制作のみを依頼したい時には、その他の費目も乗せられて高く感じる場合もあるでしょう。
特に大手の広告代理店ほど、金額は高くなる傾向があります。

印刷会社

印刷会社でのパンフレットデザイン制作料金の相場は、印刷費を除いては、デザイン会社と同程度か少し高くなる傾向があります。
一方で印刷費を含めると、印刷会社の方が安く済むこともあります。
印刷会社ならではの、印刷における低コスト、短納期といった特徴があるためです。

デザインについては、協力関係にあるパートナーのデザイン会社へ頼むケースがあり、そういった際には若干の費用上乗せがされます。
もしくは印刷会社の中に専業のデザイナーが在籍している場合、そのデザイナーのスキルによってデザインの品質も左右されます。

デザインテンプレートを用意しているラクスルといったネット印刷については、デザインツールの項目で後述します。

フリーランス

フリーランスのデザイナーに依頼する場合は、とても安い費用から制作できることがあります。
費用の相場はA4サイズ8ページ、印刷費を除いて20万円~程度が多くなっています。
さらに安く、10万円ほどで依頼を受けるデザイナーの方もいます。これはランサーズやクラウドワークスなどでも見られます。

個人で制作するがゆえに、間に入る人員や営業的コストが発生せず、安くおさえられることが多く見られます。
依頼者側が、依頼内容を定型化することで、10万円といった金額指定をして安くおさえているケースもあります。

依頼する上での注意点としては、デザイナー個人のスキルに大きく依存するため、まずは求める品質で納めてくれるか、他にも取引する上での信頼性に注意しましょう。例えば、突然連絡がとれなくなった、納期に間に合わないといったリスクも考えられます。また、プライバシーマークを取得していないなど、情報保護の観点が甘いと情報漏洩で大きな損害を生じる可能性があります。秘密保持契約書を結ぶなどの対処が必要かも知れません。
きちんとした品質で納めてくれるかを過去の制作実績などでチェックした上で、信頼がおける人か確認してから頼みましょう。

デザインツール

最も安く済ませられる方法がこちらです。
ツールに応じた慣れと、ある程度のデザイン的感覚が求められますが、印刷費を除けば極論0円で作ることができます。

例として、Canvaやラクスル、あるいはパワーポイントのテンプレートを探して活用するという方法があります。

■ Canva
デザインツールですが、パンフレット用のテンプレートも用意されています。

■ ラクスル
合理的な印刷ラインの仕組み(提携印刷会社の空きがある印刷機を活用など)によって、低価格・短納期で対応されているネット印刷会社として有名です。
パンフレットもテンプレートが用意されているため、簡単に選んで作りたい場合、予算をかなりおさえたい場合は一つの手段になりますが、紙質や色にこだわりがある場合は注意が必要です。

■ パワーポイントのテンプレート
Googleで検索すると、無料のテンプレートをダウンロードできるサイトがいくつか見つかります。
パワーポイントは元々、デザイン制作のためのツールではなく、印刷用の入稿フォーマットとして受け付けられない場合もあるため注意が必要です。
品質の面でお勧めはできませんが、どうしても簡易に無料で済ませたい人向けの方法です。

パンフレットデザイン制作の料金内訳

パンフレットデザイン タイタン・アート

パンフレット制作料金の内訳は一般的にこれら5つの項目です。

  1. デザイン制作費
  2. コピーライティング・原稿編集費
  3. 企画・ディレクション費
  4. 版下作成費
  5. 印刷費

依頼時に用意が無い場合、下記のような項目も発生する場合があります。

  • 撮影費(画像素材が無いか不足の場合)
  • ロゴ制作費(ロゴを新しく作る場合)

料金内訳の事例

いくつかのパターンを例としてご紹介します。

■ A4パンフレット8ページ、1000部 会社案内パンフのリニューアル

ロゴや以前のパンフ現物は有り、写真素材は不足、原稿も固まっていない

デザイン制作費 320,000円
コピーライティング・原稿編集費 60,000円
撮影費 80,000円
企画・ディレクション費 69,000円
版下作成費 30,000円
印刷費
A4、コート紙、フルカラー
96,000円
合計 655,000円

■ A4パンフレット8ページ、1000部 会社案内パンフのリニューアル

ロゴや以前のパンフ現物は有り、写真素材は有り、原稿は前回のものを部分的に変えるだけで固まっている

デザイン制作費 320,000円
企画・ディレクション費 48,000円
版下作成費 30,000円
印刷費
A4、コート紙、フルカラー
96,000円
合計 494,000円

■ A4パンフレット8ページ、500部 会社案内パンフ(新規)

開業したばかりの会社の新規パンフレットで、会社ロゴや写真素材も無い

デザイン制作費 320,000円
コピーライティング・原稿編集費 160,000円
撮影費 120,000円
ロゴ制作費 200,000円
企画・ディレクション費 120,000円
版下作成費 30,000円
印刷費
A4、コート紙、フルカラー
70,000円
合計 1,020,000円

これらの例のように、依頼する時に何が揃っているかによって、金額に違いがあります。
また印刷費は、印刷部数によっても単価が変動します。

それぞれの内訳の意味について解説します。

デザイン制作費

パンフレットの表紙や裏表紙、中身のページのすべてのデザインを作成する費用です。
パンフレットを手に取って見る人の印象を左右する、最も要の部分と言えます。

コピーライティング・原稿編集費

パンフレットに載せる文章を、元になる情報を元に編集して決め、原稿を作成します。
また印象を左右するキャッチコピーが定まっていない場合は、コピーライティングを入れることで、より魅力的な仕上がりに影響します。
もし文章だけは全て決まっている場合(例えば以前のパンフレットのリニューアルで文章はそのまま移行・微調整程度)には、この項目を無くすもしくは金額を減らすことができます。

制作会社や案件によっては、デザイン制作費の中に含まれている場合があります。

企画・ディレクション費

パンフレットの制作全般を通しての企画、およびスケジュール管理・調整を含む制作進行にかかる費用です。
依頼内容や情報がまったく決まっていない、でも依頼したいという時に、企画費が増える傾向にあります。
ディレクションについては、相場は制作費全体の10~20%という目安もあります。
進行管理費やクリエイティブディレクション費、アートディレクション費と会社によって言い方や捉え方が違います。デザイン性に拘る会社はクリエイティブディレクション費やアートディレクション費としている場合が多いです。

この項目も、制作会社や案件によっては、デザイン制作費の中に含まれていることがあります。

版下作成費

版下作成費とは、デザインを印刷するにあたり、印刷所へ入稿する形式でデータを作成する費用となります。
入稿用データは一般的にアドビ社のイラストレーターで作成し、トンボや塗り足し、アウトライン化といった処理が必要になります。
また印刷会社によってフォーマットを指定している場合があります。
費用はページ単価から計算されるなどして、相場としては2~5万円ほどかかることがあります。

印刷費

印刷会社、用紙、部数などによって大きく異なります。
よく使われる用紙と印刷方法、1000部の場合、10万円ほどが一つの目安です。

紙質にこだわる、もしくは商材の『色』にこだわりがある場合は、ネット印刷に依頼するのではなく、色校正(色見本)などを見ることができる印刷会社に依頼しましょう。

撮影費

撮影は、かかる時間や撮影対象、場所などによって大きく変わりますが、1日あたりの金額と交通費で決まることが多いです。
1日あたりの相場としては6~12万円ほどとなります。

また、ロケーション(屋外やシチュエーション)撮影をする場合は、ロケハン(ロケーションハンティング)を行います。
別途費用がかかる場合がありますが、よりこだわりの反映されたデザインに仕上がります。

商品撮影の場合、1枚あたりの料金計算で安くおさえられる場合もあります。

ロゴ制作費

会社を立ち上げたばかりで、社名は決まっているがロゴのデザインは無いなど、新規で依頼する場合にこの項目が入る場合があります。
ロゴもブランディングにおいて非常に大切な項目として、かかる費用はピンからキリまでありますが、一つの目安は10~30万です。

会社の規模や商品の展開範囲によって、変動する費用でもあります。
ロゴは会社やブランドの顔になりますので、影響力を鑑みて算定する場合もあります。

パンフレット制作の依頼時のポイント

ここまで解説したように、パンフレット制作の料金は依頼先や予算、求める品質、あらかじめ準備できるデータなどによって変動します。
そのため、依頼時にいくつかのポイントをおさえておくことで、割安で成果物を得られたり、高いクオリティを求めるにも安心です。

依頼時に意識しておくと良いポイントを解説します。

■ パンフレットの目的を明確に
・前回のパンフレットのリニューアルで、企業イメージを強化、また定期的に更新したい。
・会社案内として、取引先や就職希望者に渡したい。
・商品パンフレットとして、顧客への商品の認知を促進するツールとして。もしくは商品購入や問い合わせ(コンバージョン)へ誘導するツールとして。

これらの例のような、パンフレットを作る目的が明確なほど、依頼から見積~納品までがスムーズになるとともに、目的に適った成果物ができたかという評価が可能になります。場合によっては、目的設定と企画・構成にあたる部分が既にできているということで、企画費にあたる部分を削るような交渉の余地も生じてきます。
もし制作・活用後の成果指標(例えばお問い合わせ数、もしくは渡した相手の評価・感想など)も考えている場合は、依頼時に一緒に伝えると良いでしょう。

■ 原稿や写真素材をできる限り用意
リニューアルであれば前のパンフレットを、文字データを拾える状態で用意しておくことで、原稿編集費を安くおさえる交渉の余地があります。

■ 依頼範囲を明確に
例えば、今回の依頼はあくまでもパンフレット制作だけ、といった形で範囲をハッキリと線引きして見積依頼をすることで、複数の会社から見積をとっても比較しやすくなり、特に求めていない提案を盛り込まれて判断に困ることも減るでしょう。

■ スケールメリットを意識して交渉
どのようなビジネスでもスケールメリットが生じることは常識的であるため、複数案件をまとめて、もしくはリピートで依頼することで、総額での値引き交渉がしやすくなります。

安く依頼するにあたっては上記をおさえておくことですが、とは言えあまり考えずにまずは相談し、納得感があるパンフレットに仕上げてくれる対応力、融通が利くことの方が、良い依頼先であるとも言えます。

これらはポイントとして意識しつつも、あまり難しく考えない方が、依頼主としての時間的・精神的な負担を減らせるでしょう。

パンフレット制作事例

デザイン会社での事例として、弊社の制作実績をいくつかご紹介します。

また他にも、目的に応じて、お勧めのパンフレット制作会社の探し方があります。

■ 近場の会社を探す

Googleで「デザイン制作 〇〇(地域名)」といった関連キーワードで検索し、気になる会社に声をかけます。
Googleは地域ごとに最適化した検索結果を返すため、近隣から探すことも可能です。
制作会社であれば、大抵は過去の制作実績をホームページに掲載していますので、それらを見てみるのが良いでしょう。

あくまでも検索アルゴリズムによるため、完全に信頼がおける方法ではありませんが、依頼先の開拓時に一つの方法となります。

なお比較サイトや相見積サイトは、掲載内容に何らかの意図が影響していることがあるため注意が要りますが、外部から評価された情報であれば参考になるでしょう。

■ 知人や取引先から紹介を受ける

昔ながらの紹介という方法は、信頼のおける依頼先を見つける際には、今でも有効です。
いつもお付き合いがある人であれば、コミュニケーションもとりやすく、商談も比較的スムーズに進む場合があります。
一方で、紹介だけに頼ることは、入ってくる情報が少ないことにより、長い目で見ると不利益があり得ることは考慮しておいた方がいいでしょう。

■ 大手の広告代理店や著名デザイナーに声かけ(予算を問わない場合)

予算が潤沢にあり、パンフレット以外にもいくらかけても構わないという場合は、いわゆる全国的に有名な広告代理店や、著名なデザイナーを探して依頼することが良い結果になるケースがあります。

まとめ

パンフレットデザイン制作の料金相場や内訳をご紹介しました。

パンフレットは紙に印刷して残るものであり、会社や商品のイメージを担う、大切な役割のものです。
そのため、安さだけを追求して品質があまりに落ちることは、得策ではありません。
とは言え、今回ご紹介した知見を持っていれば、なるべく費用をおさえて頼むことが可能になります。

信頼のおける制作会社やデザイナーは、発注者の代わりに考えてくれて、満足のいく提案と制作物を上げてくれるものですから、すべてをおさえる必要はありません。わからない場合は、まず相談した方が効率よく、プロの知見を得ることができます。

この記事をご覧になった方の、成功の一助となりましたら幸いです。

ViewPREVNEXT